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Q&A

 

ゼミについてよくある質問にお答えします。

01

忙しいのですか?

      

ゼミとしての拘束は、月曜日4・5限のゼミだけです。それ以外で、ゼミで拘束することは一切ありません。

後は、自分自身の問題関心に沿って、理想とする政治について考えたり、研究をしていきます。
大切なことは、各自が自分の都合(国家試験勉強、体育会などのクラブ活動などなど)に合わせてゼミの勉強をするということです。
ですから、ゼミに入った場合、暇な二年間になるとは思いませんが、国家試験や体育会などの活動とは、十分に両立します。
これまでにも多くのゼミ生が司法試験や公認会計士試験、国家公務員総合職試験に合格していますし、最近、頻繁にゼミ生が政治学科を首席卒業しています。 肝心なことは、三田の二年間を充実した学生生活とし、自分自身を伸ばしていくことです

02

ゼミ生の研究テーマと先生の研究テーマは、同じなのですか?

 

      いいえ、全く違います。ゼミ生の研究テーマは、ゼミ生が自分自身で決めるところが、このゼミの特徴です。
      もし私の研究テーマと同じにするならば、「今年は、衆院選の分析。来年は、参院選の分析」というように、
      毎年、何か統一したテーマでゼミ生も研究を行うことになりますが、そうしたことはしておりません。
       ゼミ生にとって重要なことは、押しつけられたテーマで研究することではなく、自分自身が、最も関心を持ち、
      またどうしても研究をしてみたいと思うテーマを自分自身で決め、またそれを実際に、研究をしていくことです。

   私自身、自分が何を研究するのかについて、間違っても他人に押しつけられたいとは思いません。
     ですから、自分が嫌なことは、同じように、ゼミ生にも押しつけたいとは思いません。
     なお、現代の政治過程に関わるあらゆるテーマについて、どのように研究をしたら良いのかについて、
     ゼミ生に対してアドバイスをする自信はありますので、安心して下さい。
     中央政府・地方自治体・国際組織など、あらゆるレベルにおける政治過程のアクターを中心とする
     「政党、有権者、国会、官僚、メディア、利益集団など」でも、政策の内容を中心とする 
     「教育、環境、福祉、財政、税制、地方分権、選挙制度、少子化対策、地域活性化など」でも、
     あるいはそうした問題に関する国際比較でも、なんでも「自分が本当に研究してみたいことを研究する」ことが、
     私のゼミで一番、大切にしていることです。

03

資格勉強と両立できるのですか?

 

       はい、全く問題がありません。事実、今年も昨年も、ゼミから国家公務員総合職試験
   に合格し、省庁(財務省、経済産業省、外務省、国土交通省、厚生労働省、農林水産省、警察庁)や
   都道府県庁などに採用されています。まず、ゼミでは、毎週、月曜日の4/5限目
   に行う「本ゼミ(3/4年生合同)」以外、全く拘束はありません。この他、予備試験を合格したり
   慶大をはじめ東大や京都大、ヒューストン大学などのロースクールを修了した後、
   司法試験や公認会計士にも多数合格しています。

   何故なら、各自が自分で選んだテーマについて研究をしており、どこまで研究を
   進めていくのかも自分の判断で決めることになります。ですから、毎日の時間の使い方は、
   自分自身で決めてもらいます。それに、自分自身の研究テーマに従って研究をしている
   ゼミ生を拘束することに、どういうメリットがあるのでしょうか。

   最近のゼミ生として最も忙しかった例を紹介すると、現在、交換留学で米国の
   ブラウン大学に交換留学している体育会端艇部(ボート部)所属のゼミ生の場合、
   火曜日から金曜日までは、早朝にボートを漕いでから三田に来て、1~3限目の授業を受け、
   夕方に体育会合宿所に戻って練習をし、週末にボートの公式試合を行い、月曜日にゼミの
   研究をしていました。

   あるいは体育会卓球部に所属して国家公務員総合職試験に合格したゼミ生の場合、火曜日から
   金曜日は1~3限目の授業を受けた後、日吉へ向かい卓球の練習をし、月曜日にゼミの研究
   をし、週末は公式戦に出場し、毎日、夜に公務員の試験勉強をしていました。

    もちろん、これらは極端に忙しい例で、普通のゼミ生はここまで忙しいわけではありません。
   こうした問題について、一番、言いたいことは、ゼミとして、「今年のテーマは○○」という
   ようになっていれば別ですが、各自が自分の好きなテーマで研究をしているのに、ゼミ生を
   拘束する必要はどこにもありません。もちろん、月曜日のゼミで各自が研究報告をする際に、
   それなりの研究レベルを求めますが、それを達成するために、毎日、何をするのかという
   時間管理はゼミ生が自分ですることであり、こちらが指図することではありません。

   毎年、体育会や忙しいクラブ、あるいはメディアコムのゼミに所属したり、
   国家公務員総合職試験や司法試験の勉強をしているゼミ学生が多数おり、皆、それぞれに
   忙しいながら充実した三田での学生生活を送っています。

   なお、国家公務員総合職試験で難しいのは、筆記試験を合格することよりも省庁面接に合格
   して採用に至ることで、慶應の学生の場合、一次合格者の半数近くが採用されていません。
   つまり、単に試験勉強をするだけでなく、「現代の日本をどうしたいのか」、言い換えると
   「どんな公務員になりたいのか」について、明確な考えを持っていなければ、言うまでもな
   いことですが採用には至りません。それを考え、自分自身の改革案、つまり政策を作るのが、
   このゼミでできることです。決して、毎日、のんびりと過ごすことができるとは言いませんが、
   卒業の際に、「三田で自分はこれだけのことをした」と言える自信を持つことはできると
    思います。このゼミの学生の就職が良いとしたら、ゼミ生が、皆、そうした自信を持って
   社会に出ていこうとしているためであると思います。

   私は、そんなゼミ生達をとても誇りに思っています。


 

04

放ゼミはあるのですか?

 

       もちろん、そんなものは絶対にありません。
   なお、毎年の入ゼミ生の数は志望者数にもよりますので、変わります。
   ただ、やる気と問題意識さえあれば、基本的にはゼミで受け入れるつもりです

05

数学を勉強するのですか?

   

       ゼミで数学を使うことは、過去・現在・未来ともにありません。
   この質問は、毎年出ていますが、三田祭をみてもらってもわかるように、
   そんな勉強はしていません。数学を勉強したい方は、別のゼミへ行って下さい。
   ただし、パソコンを使った実証分析はしています。そのために必要な知識はゼミに
   入ってから教えますので、入ゼミ時までは基礎知識は一切、不要です。
   現に、今のゼミ生は皆、入ゼミしてから学んでいます。そして、実証分析は
   社会に出てから必要不可欠なものですから、学生の内に学んでおいた方が良いと
   思います。

 

ゼミの卒業生の進路はどうなっているのですか?
 

    このホームページの中の「小林良彰ゼミの卒業生」の欄を見て下さい。
     就職活動の時期が段々と早くなっています。具体的な就職指導は、
    私とOB/OGを中心に、入ゼミ後に行います。

06

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